みんな集まれ!就職・転職のはなし〜体験日記〜

みんなの就活体験談!

  1. 就職・転職あれこれ
  2. 何で転職したいんだろう?
  3. 建前本音を自分の言葉で
  4. 派遣を勧められました
  5. 悲しい現実もあるのです
  6. 個性をアピール
  7. アルバイトと就職の違い
  8. 技術系の会社
  9. 忘れられない面接
  10. 教員採用試験

転職の参考サイト

教員採用試験

 私は現在、公立中学校の教員をしています。担当している教科は、美術と技術です。
 私の思い出に残っている面接は、教員採用試験で行われた面接です。1年程前に、九州のとある県で長年、教員採用試験で不正が行われていた事が報道されました。他の県でも同じような事があったのかもしれません。
 当時の私は、そのような不正が行われている事も知らず、もちろん採用を依頼するようなコネもありませんでした。自分自身の勉強不足もあり、4回目の採用試験で、ようやく合格する事が出来ました。 4回受けた採用試験のうち、1回は、ペーパーテストと小論文、実技テストのある1次試験で落ち、3回は面接のある2次試験まで進む事が出来ました。

3回受けた面接の中でも、最も思い出に残っている印象深い面接は、大学4年生の秋に受けた1回目の面接です。
 教員を志望する動機や、採用されたらどのような教員になりたいか、などを質問されるのではないかと予想して面接に臨みましたが、面接の内容は、予想していたものとは、全く違うものでした。
 「君は学校現場の厳しさが本当に分かっているのか、教員として努める事が出来るだけの力量や人間性の深さを持っているのか」を問われました。その口調は大変厳しく、私の知識や経験の不足、人間としての底の浅さなどを責められているようにさえ感じられました。
 私はすっかり圧倒されて、頭の中が真っ白になってしまい、何の内容もない、しどろもどろの返答をするのがやっとでした。面接は、大失敗に終わりました。相手に対して、強圧的に接し、プレッシャーを掛けるような質問を行い、相手の気持ちが動揺する程度や、対応の内容を測る「圧迫面接法」と言う手法の面接だったのだと、後日、知る事が出来ました。
 まだ学生だった自分は、学校の先生にでもなってみようかな、と言う安楽な気持ちで面接に臨んだのですから、失敗して当然だったと思います。今にして思えば、本当に教員として生きていく覚悟が出来ているのかを試されたのだと思います。
 大学を卒業後に3年間、臨時講師として学校に勤務し、日々、授業や部活動をし、子どもたちと接していく中で少しずつ、自分は教員として生きていくんだ、という覚悟が固まっていったのだと思います。 
 大失敗した面接ですが、仕事をする事の厳しさや、どのような仕事をするにしても覚悟が必要な事に気付かせてくれたこの面接が、私にとって一番、思い出深く、有意義な面接だったと思います。

転職お役立ちサイト